≪大分県の情勢≫2007年5月
○ 大分県内の景気は、需要好調なダイハツ自動車等やキヤノン(精密機械)等で高水準の生産が続いてい
るほか、新日鉄等(製造業)を中心とした設備投資の増加や雇用の改善を背景に、引き続き
緩やかに持ち直している。
生産面では、需要好調な自動車、精密機械では生産水準を引き上げているも
のの、半導体が生産水準をやや引き下げていることから、全体としては増勢一
服となっている。
企業マインドは、半導体の在庫調整の影響等もあり、改善に一服感が窺われる。
設備投資は、製造業を中心に前年を大きく上回る計画となっている。
雇用は、好調業種の高水準の生産等を背景に、緩やかに改善している。
個人消費は、大型小売店売上高は前年を下回っているものの、旅行需要が引
き続き順調なほか、家電販売も薄型テレビを中心に堅調に推移しており、全体
として底堅く推移している。
住宅投資は、貸家と分譲を中心に前年を上回っている。
公共投資は、前年を下回っている。
物価面では、消費者物価(除く生鮮食品)は概ね前年並みで推移している。
○ 金融面では、預金は、個人向け国債等の預かり資産へのシフトもあって前年を
下回っている。
貸出は、概ね前年並みとなっているほか、銀行の貸出約定平均
金利は、金融機関の企業向け貸出基準金利引き上げの影響から、上昇している。
○ 大分県経済は、製造業主導で引き続き緩やかな回復をたどるとみられるが、
@ 半導体の在庫調整の進展度や
A原油等の原材料高の影響
B景況感への影響 が大きい個人消費の動向等が注目される。
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